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大相撲と日本刀-第11回中国・四国の現代刀工展- 大相撲と日本刀-第11回中国・四国の現代刀工展- |
2006/08/31 大相撲と日本刀-第11回中国・四国の現代刀工展- ■趣 旨 近世以来、大相撲の横綱の土俵入りに際して、先導役を果たす「露払い」が横綱の通る道をつけ、その後に横綱、そして右手に太刀を持った「太刀持ち」が付き従って入ってくる。大名に士分格として召抱えられた力士は、帯刀を許され、さらには殿様から太刀を拝領した。それを「太刀持ち」に持たせて土俵入りした習慣が今に残っている。 現代社会の中で、実際に使われている太刀として、多くの方の目に触れているものは他にない。その太刀製作には各時代の名匠たちが携わり、匠の技の粋が込められている。 伝統を守る大相撲にて、儀式として威儀をただしている太刀、及び、未来の横綱の太刀を製作するかもしれぬ、現代刀匠の作品を同時に展観することによって、忘れかけた刀剣観を喚起し、更なる文化活性・伝統技術の継承のきっかけづくりを図る。 ■主 催「大相撲と日本刀」実行委員会 ■主 催 全日本刀匠会中国・四国地方支部・瀬戸内市・瀬戸内市教育委員会・備前長船刀剣博物館 ■共 催 山陽新聞社・テレビせとうち ■協 力 相撲博物館 ■後 援 岡山県、岡山県教育委員会、(財)日本美術刀剣保存協会、岡山日日新聞社、山陰中央新報社、四国新聞社、新日本海新聞社、中国新聞備後本社、朝日新聞岡山総局、産経新聞岡山総局、日本経済新聞社岡山支局、毎日新聞岡山支局、読売新聞大阪本社、NHK岡山放送局、RSK山陽放送、OHK岡山放送、KSB瀬戸内海放送、RNC西日本放送、岡山ネットワーク株式会社、株式会社岡山シティエフエム ■協 賛 株式会社大町、株式会社ジップ、徳永こいのぼり、日宝綜合製本、株式会社ユーコム ■展示内容 1階展示室・・・土俵入り太刀18口(拵付き・拵のみ)など 雷電為右衛門の道中差 第7代横綱 稲妻雷五郎使用の太刀(幕末刀工固山宗次との合作) 第13代横綱 鬼面山谷五郎の道中差 第31代横綱 常ノ花還暦土俵入り太刀 第35代横綱 双葉山(長船・勝光) 第48代横綱 大鵬(長船・師光) 第53代横綱 琴櫻(隅谷正峯・人間国宝) 第55代横綱 北の湖(天田昭次・人間国宝) 第56代横綱 若乃花(二唐国俊・無鑑査) 第57代横綱 三重ノ海(吉原義人・無鑑査) 第59代横綱 隆の里(二唐国俊・無鑑査) 第62代横綱 大乃国(石州・末次) 第63代横綱 旭富士(第24代藤原兼房) 第65代横綱 貴乃花(月山貞一・貞利親子合作) (貞一・人間国宝、貞利・現全日本刀匠会会長) 第67代横綱 武蔵丸(宮入小左衛門行平・無鑑査) 第23代木村庄之助の短刀(隅谷正峯・人間国宝) 「横綱会(元・現横綱で構成)」製作 各横綱の手形とサインと印が全紙(約160×90)に押されたもの2枚 2階展示室・・・・・27口 全日本刀匠会中国・四国地方支部会員の最近作品25口 にっかり青江(重要美術品 丸亀市立資料館蔵) とその写し(全日本刀匠会中国・四国地方支部製作) ■期 間 平成18年8月31日(木)〜10月1日(日) (休館日:9月4日・11日・19日・24日)) ■会 場 備前長船刀剣博物館1・2展示室 ■料 金 通常と同じ 一般500円(400円)、高・大学生300円(250円)、中学生以下無料 ( )は20名以上の団体料金 ◎関連リンク 備前長船刀剣博物館 炎の芸術「長船の刀と備前焼」 |