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広大なビニルハウス内
高く伸びたツルは、実は何度も折り返して這わせているそうで、長いもので全長10メートルくらいはあるんだそうです!

“鈴なり”に実ったミニトマト
まるでブドウの房の様に実が生るんですよ。
皆さんは知ってました?


独特の甘みが最高の美味しいトマトです!
皆さんがお店で購入するミニトマトも、実はこのトマトかもしれませんね

2007/04/12
甘く美味しく熟してます!

牛窓町鹿忍で、ビニールハウスによるミニトマト栽培を行っている叶シ脇農産さんへお邪魔しました。

社長の福江さんと役員の為房さんは、世間ではまだあまり知られていない「農業法人」を設立され、先進的な農業経営を目指し、日々頑張っておられます。

少子高齢化・過疎化と同時に、農業も深刻な後継者不足に頭を痛めています。
農業従事者が高齢化し、後継者のいない田畑は、休耕田や休作地になって荒れていき、やがて荒地となってしまいます。

そんな農業を計画的かつ効率よく行う事で利益を生み出し、後継者不足・過疎化に一石を投じ、地域の農業を活性化させたいと考え、日々頑張っているそうです。

ということで、ミニトマトを栽培するビニールハウスを見せて頂くことになりました。

まずはその広大さにビックリ!
身長165pの私よりも高いくらいに伸びたツルは、実は何度も折り返して這わせているそうで、長いもので全長10メートルくらいはあるんだそうです!

当日はポカポカ陽気で、お昼下がりの外の気温は多分18℃くらいはあったのではないかなと思いますが・・・

ビニールハウス内は、 ナント気温30℃!
長時間の作業は、大変な重労働だとおっしゃられてました。

また、ハウス内には常にハチが放されていて、せっせせっせと受粉を行っておりました。
このハチは、蜜を集める事はせず、ただ花から花へ受粉を行う種類のハチで、人にも危害を加えないそうです。

これからが収穫の最盛期で、GW頃まで大忙しになるんだそうです。

皆さんがお店で購入するミニトマトも、実はこのトマトかもしれませんね。

私たちの食卓に上る美味しい食べ物の原点は、このような場所なんですね。
農業に携わっている方々に改めて感謝です。

叶シ脇農産の皆さん、美味しいミニトマト作り、頑張ってくださいね!